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「夏のランナー」 [戯曲(日本)]

夏のランナー.jpg
「夏のランナー」  作:マキノノゾミ

【感想】
かなり前にこのお芝居を観たことがあるんですが、戯曲を読んでみてその時の感動が蘇りました。
台詞を聞いていて(読んでいて)、泣けてくる・・・
細かいところは忘れていても、同じところで感動しました。
野球が何よりも好きっていう気持ち、野球が戦争によってできなくなったこと・・・
登場する人たちは過去のいろんなことを抱えながら生きていて、そして今も色んなことを抱えている。
決してきれいごとで進んでいかない筋書。
かなりシビアで、きついなぁ・・・って思うところもあるんだけど、その中でとてもきれいで爽やかなものが一つある感じのお芝居です。
いいお芝居だなぁ・・・って戯曲を読みながらつくづく思っています。
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「四谷諧談」 [戯曲(日本)]

「四谷諧談」 作:井上ひさし

戯曲「雨」の文庫本に収録されている「四谷諧談」を読みました。
場所は、四谷・番町署 地下取調室
時は、1975年12月9日、すなわち三億円強奪事件時効成立の
前日の午後から真夜中へかけて
【感想】
三億円強奪事件の犯人を追っている刑事が、犯人らしき人を別件で逮捕して、取り調べているところから始まるんですが、会話のテンポがよくて、ずんずんその世界に引き込まれました。
わたしは、三億円強奪事件の犯人?っていうと、モンタージュ写真の顔が思い浮かぶくらいで、詳しいことは知らないんですが、戯曲を読みながら、こういう事件だったんだなぁ・・・ってわかっていったのと、その犯人を突き止めていくストーリーがすごく面白かったです。お芝居が思い浮かんできて、実際に観てみたいなぁ・・・って思います。さすが、井上ひさしさん・・・ って思う会話のやりとりです。
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「雨」 [戯曲(日本)]

book0908.jpg
雨 (新潮文庫) 作:井上ひさし

【あらすじ】
「行方不明の旦那様」にうり二つと、羽前国平畠藩の紅花問屋の当主にまつり上げられた金物拾いの浮浪者徳。莫大な財産と美貌の新妻を目のあたりにして、本物の当主になりおおすべく、色と欲との二股かけた必死のお芝居の始まり。東北弁もマスターし、邪魔者は消して、大願成就と思いきや……。根なし草の主人公を襲うどんでん返しの運命。(新潮社HPより)

【感想】(ネタバレあります)
最初は紅花問屋の当主にすり替わろうなんて、これっぽっちも思わなかった徳が、流れで旦那様になっていくのが不思議な気がしました。やっぱりきれいな奥さんのおたかさんの影響かな・・・ 
ばれそうになりながらも、天狗の話や言葉遣いで切り抜けていくのは面白かったけれど、自分に気づいた邪魔者を消していくあたりから、なんとなく嫌な予感がしていたら、やっぱり・・・って感じの結末でした。
自分のしたことは自分に跳ね返ってくるもんだなぁ・・・って思いながらも、嵌められていく徳という人の生き様はむなしい気がします。
びっくりしたのは、徳が拾屋の癖を直していたこと。それとおたかさんっていう人かな・・・ 戯曲で読んでるだけだと好きになれない人だけど、お芝居で観るとちがうのかも・・・
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